インタビュー

活気にあふれる大学は最高の職場環境。気持ちの変化に私も妻も驚いています!

O.M.さん 慶應義塾生協 三田食堂 アルバイト 61歳 男性 勤務歴1ヵ月

慶應義塾生協 三田食堂 スタッフインタビュー
慶應義塾生協 三田食堂 インタビューの様子

コンサル業で独立。そして寿司屋のダブルワーク。

システムイングレーション企業のエスアイアー(SIer)として長年勤めていた会社を51歳のときに退職し、ここ10年は人財育成コンサルタントを個人事業で行っていました。前の会社では技術系の業務から管理、マネジメント、営業までを経験し、後年は社内研修講師として全国を回るように。その経験を活かして、人財育成のコンサル業を行いたいと思ったのが独立の理由です。

ただ、60歳を前にして、若い頃の夢を意識するようになりまして、その気持ちを抑え切れなくなってしまったんです。実は私、高校卒業後に調理師の専門学校で調理師免許を取っていまして、当時は和食の板前になりたいと、新潟から上京して有名な割烹店で修業をしました。ところが、当時の板前の修業は過酷で厳しくて、ついていけずに挫折してしまったんです。でも、還暦を迎えて、どうしても板前の夢を叶えたくなった。そこで、コンサル業のかたわら、ダブルワークで寿司屋のアルバイトを始めたんです。

3年間、寿司屋の調理補助として、天ぷらやサラダの仕込みなど、サイドの業務を担当しました。ホール業務や売上管理、良いお酒を仕入れてチラシを作ったり、お店のサイトも作りましたね。いつも電卓を叩いて売り上げをつけている店主が可哀そうで、Excelでの管理表なんかも作ってあげましたよ(笑)。でも、個人店で業績が芳しくなく、長く勤めるのが困難になってしまった。そこで、新たな職場をネットで検索し、見つけたのが慶應義塾大学三田キャンパスの大学生協が運営する三田食堂のアルバイトでした。

慶應義塾生協 三田食堂 仕事の様子

標準化が進み、無理なく仕事が覚えられます。

コンサル業は10年を節目に整理に入りましたが、面接ではしばらくの間、寿司屋とダブルワークになることを伝えました。厨房での業務内容を伺い、仕事はだいたいイメージできたのですが、実際に働き始めると、スタッフに圧倒的に女性が多いことには驚きました。子育てをされている方から、私と同い年くらいの方といった主婦中心のスタッフ構成ですが、男性の私にもみんなとても気さくに声がけしてくれるんですよ。スタッフの人間関係が良くて、とても働きやすい職場環境です。

大学生協の三田食堂で働いて感じたのは、仕事がしっかり標準化されていて、誰でも無理なく覚えられるようになっているということ。また、商品の値段に対する味、量、そして栄養バランスが、とても高いレベルにあると思いました。私も昼食はよく三田食堂で、特に麺料理が好きで注文するのですが、どの料理を食べても本当に美味しいですよ。メニューの豊富さも特徴ですから、学生(※1)さんには三田食堂をどんどん利用して欲しいですね。

入社から1ヵ月経ちましたが、大学の雰囲気は最高ですね。私自身は高卒なもので、大学という環境にとても憧れがあったんです。出勤のとき、駅から大学まで学生さんたちと一緒に歩いてくるのですが、なんだか自分が大学生になったみたいで、今の自分が好きだなぁなんて思うんですよ(笑)。最近、ちょっと若めのスニーカーやバッグを新調したり、自分の気持ちの変化に、自分でも驚いていますね。「あなた、最近楽しそうね」と、妻も私の変化をとても喜んでくれているんですよ。

大学生協のパート・アルバイトは主婦の方、中高年の方がとても生き生きと働ける環境だと思います。もっと時給の高いパート・アルバイトはあるでしょうが、やっぱり体に負担の大きな仕事、人間関係の難しい仕事が多いと感じます。それなら、スタッフみんなが明るくて元気な大学生協で働いてみてはと思いますね。この職場を知ったことで、私は本当に変わりました。気持ちが明るくなって、毎日を楽しめていると実感できています。人と接することが好きな方なら、未経験でも心配はいりません。ぜひ大学生協のお仕事にチャレンジしてみてはいかがですか?

※1 生活協同組合連合会大学生協事業連合では学生の方・お客様のことを生協組合員と呼称します